1979-08-10 第87回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第8号
これについて伺いますけれども、消防庁は先日都内全域でガソリンスタンドの立入調査をして、石油の違法貯蔵摘発ということを行ったと聞いておりますが、調査に当たって、通産省など関係省庁と連絡を密にして、単に消防法違反ということだけではなくして、不当な買い占め、売り惜しみを積極的に摘発する姿勢というものが政府にない限りは、この先行き石油の値上がりというものが明らかな今日において、この買い占め、売り惜しみの防止
これについて伺いますけれども、消防庁は先日都内全域でガソリンスタンドの立入調査をして、石油の違法貯蔵摘発ということを行ったと聞いておりますが、調査に当たって、通産省など関係省庁と連絡を密にして、単に消防法違反ということだけではなくして、不当な買い占め、売り惜しみを積極的に摘発する姿勢というものが政府にない限りは、この先行き石油の値上がりというものが明らかな今日において、この買い占め、売り惜しみの防止
先行き石油の供給制約が一層厳しくなるというふうなことも予想されます中で、今後とも燃料ないし電源種別の多角化、多様化という見地から情勢に即した計画を積み上げてまいりたい、かように考えております。
〔山下(徳)委員長代理退席、委員長着席〕 ただ、先行き石油の心配は要りませんが、さっき話がありましたように、準備をするということと実行するということは、これはもう全く違っておりまするから、私からも繰り返し申し上げておきたいと思いまするが、石油が何とかここで暴騰をしたりとかあるいは供給削減をしなければならないような事態が起こらないということならば、私は相当順調な伸びを期待していいのではないか。
ただ、あの段階では、石油価格が十月、十一月ごろ上がりましたのに加えて、要するに、先行き石油の供給がどんどん減っていきそうだという情報が一般化いたしまして、そのためにあらゆるものについて供給不足になりそうだという気分が経済界をおおったわけでございます。
というのは、先行き、石油が足りない、物が不足する、だから値は上がるというので、わっと便乗値上げが起こったのでありますが、先行き、石油の供給が、私の申しましたように、四十八年度より若干ふえるんだ、そうして物はそう不足しないということが明らかになれば、在庫をかかえていたのでは損をしますから、一どきにその放出が始まる。
それから、それにあわせて第二の大きな要因としては、これから先行き、石油の供給が不安であろう、資源もまた同じであろうという感じから、在庫や、流通経路には品物が豊富に存在するにもかかわらず、先高を見越しての現在の品物の高騰という問題があるわけでございますから、この第二の問題に対しては、外交的な問題として解決したり、また石油の需給安定というものに対して国内的節約を訴えたり、また国民の生活必需物資に対しては